専門性の高い診療科で働きたいと思っている方の中には、志望動機で悩んでいる方もいるかもしれません。そこで、採用される可能性が上がる志望動機について3つのポイントを元に考えてみましょう。

まず志望動機に取り入れてアピールしたいのは、「地域の医療に貢献したい」という気持ちです。例えば、地元のクリニックは地域住民のかかりつけ病院となっています。そのため、看護師としてその地域の医療に貢献したいことをアピールすると、採用側の理念と合致して採用されやすくなります。次に、志望動機では「スキルアップしたい」という気持ちをアピールすることも大切です。もし耳鼻咽喉科で働きたいのであれば、耳、鼻、喉に関する幅広い症状を抱える患者が来院するため、多くの疾患について学ぶ必要があるだけでなく、医療機器の使い方や検査方法についても習得しなければなりません。スキルアップしたいという気持ちが強い人であれば、採用側としてもどんな業務でも前向きに取り組むことを期待してくれます。

最後に、志望動機を話す際には「楽そうだから」「夜勤がないから」というように「後ろ向きな理由を前面に押し出すこと」はしてはいけません。採用側の立場に立ってみれば分かりますが、前向きな気持ちで頑張ろうとしている人と後ろ向きな理由で選んだ人がいれば、前向きな気持ちを持っている人と一緒に働きたいと思って当然です。そのため、本心はどうであれ志望動機を話す際には後ろ向きな理由は明かさないようにしましょう。